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フランスに行く前に知っておきたいマナー

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約5分

 

海外旅行をするとき、楽しみな気持ちと共に色々な不安要素もあると思います。他の国へ行く際に、その国のマナーを知っておくことはとても重要で、マナーを知っておくことによってトラブルを避けられたり、現地で出会った人と円滑なコミュニケーションが取れるようになります。

そこで今回は、フランス旅行や滞在の際に役に立つマナーを日常編・食事編に分けてご紹介します。

 

1.フランスでの日常生活のマナー

まずは、フランスで日常生活を送るに当たって、気をつけたいマナーをご紹介します。

鼻はすすらない

フランスでは、鼻をすするのはマナー違反。鼻水が出るからといって鼻をすすっていると嫌な顔をされます。日本だと大きな音を立てて鼻をかんでいると怪訝な目で見られることもありますが、フランスではそれはOKです。鼻水が出たら、我慢しないでティッシュで鼻をかみましょう!!

お店に入ったときは挨拶を!

フランスでは挨拶がとても大事!

特にショッピングのためにどこかのお店に入ったときは、店員さんにきちんと挨拶をするのがマナー。「Bonjour(ボンジュール:こんにちは)」と一言いうだけでOKです。また、お店を出る際にも「Au revoir(オルボワ:さようなら)」や「Bonne journée(ボンジョルネ:よい一日を)」と声を掛けて出るのがフランス流です。挨拶をしないと冷たい、失礼というイメージに受け取られてしまいます。

カフェやレストランでも、ウエイターさんに挨拶をするのを忘れずに。料理が運ばれてきたら、「Merci(メルシー:ありがとう)」と一言伝えましょう!

ドアは開けて待つと◎

これは意識していないとなかなかできないフランスのマナーの一つ。

メトロの出口やブティックの出口はたまに(というか結構な割合で)手動です。そのため、ドアを開けて通るとき、すぐ後ろにだれか人がいる時には、ドアを押さえて次の人に渡すのがフランスのマナー。メトロでもカフェでも観光地でも、どの場でもドアがあればこのマナーは適用されます。

めちゃくちゃ遠いのに開けて待っていてくれるフランス人もいて、最初は驚きましたが嬉しかったです!「Merci!」の一言をここでも忘れずに!

エスカレーターは関西式!

フランスでは、エスカレーターは右が立つ人、左が歩く人用になっています。関西と一緒なので、関東の人はご注意を!

教会では帽子は脱いで!

フランス観光では教会に入ることが良くあると思います。大抵、入口にルールが書いてあるのですが、カメラのフラッシュを禁止していたり、リュックの持ち込みを制限していることがあるので気をつけてください。

その中でも、あまり知られていないマナーが帽子を脱がなければいけないということ。ついうっかり被りっぱなしになってしまうこともあるので気を付けましょう。

チップは基本的になし

フランスではチップは基本的には払わなくて大丈夫。ただ、「これは素晴らしいサービスをしてもらった!」と感じたら、お気持ちで渡しても問題ありません。

ホームパーティーには15分遅れで

お友達のホームパーティーに呼ばれた時は15分くらい遅れていくのがフランスのマナー。準備の時間を考慮して15分遅れていくのだそうです。早く着きすぎると逆にマナー違反になるので気をつけましょう!

 

2.フランスの食事のマナー

フランスのレストランのマナーも覚えておきたいこともいっぱい!本場のフレンチを食べに行きたい!と高級フレンチレストランに行く方もいるかと思いますので、特に気を付けたいマナーをご紹介します。

レストランに適した服装を!

カフェ、ビストロ、ガストロノミー、レストラン……と、色々なタイプのレストランがフランスには存在します。星がついているような高級レストランに関しては、ドレスアップをしていく必要があります。

男性はシャツにジャケットやネクタイ・スーツでかっちりと、女性はワンピースやジャケット、スーツなどを着用しましょう。間違ってもジーンズとスニーカで行かないように気をつけて!!

前菜+メイン+デザート?

フランスはコースで頼むのが普通、ということをよく聞きますが、きちんとしたレストランでなければ前菜+メインという組み合わせや、メイン+デザートという組み合わせでも大丈夫。特に女性は、フルコースだと量も多いので食べきれないこともしばしば。

ランチメニューも前菜+メインかメイン+デザートで選べます!というところが多いです。

ちなみに、フランス人は日本ほど食べ物を残すことに抵抗はありません。

音を立てて食べない

日本ではそばやラーメンは音を立てて食べてもOKですが、フランスだとマナー違反。パスタなどの麺類や、スープは音を立てずに食べるようにしましょう。

ただ、パリのオペラにある日本料理のレストランが多く並んでいる通りに行ったとき、ラーメンを音を出しながらすすって食べているフランス人がいて、とてもびっくりしました(笑)「日本のラーメンはすすって食べるのがいいんだ!」と、音を出して食べるのが日本の文化だと思っていたようです。

お会計はテーブルが多い

日本だとレジに行って会計をすることが多いですが、フランスではテーブル会計の方が多いです。食べ終わったころにレシートを持ってきてくれたり、食べている途中に払って!と言われたり、レストランによって様々なタイミング。

 

マナーを守って、フランスで快適に過ごそう!

いかがでしたか?

フランスのマナーを守って、気持ちよく旅行をしましょう!

 

About The Author

Framour代表・編集長SHIZUKU
Framour管理人。2014年~2015年に交換留学生としてパリのグランゼコルでビジネスを1年勉強。2016年にはニューカレドニア現地の高校で日本語の授業のアシスタントとして7ヵ月就労。現在は都内でOL生活。得意分野はwebマーケ・SEO分析・webデザイン・編集/ライティング。
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