前回のブルターニュから少し南下して、ロワールとブルターニュの間に位置する塩の名産地ゲランドからスタートします。
Guerande(ゲランド)
日本でもGuerandeと言えば塩の産地として有名ですね。
Guerandeの塩は今でも手作業で作られていて、その年の気候で塩の粒の大きさや味が変わってくるそうです。
もしも、Guerandeで塩を購入する際は塩職人の個人販売店の方が安く購入できるのでおすすめです!(お土産用に可愛いデザインが必要な方はお土産ショップが良いと思います。)
Guerandeの塩田を見に行く際は街の城郭を探索するのも面白いです。
タイミングが良ければマルシェが開かれている事があります。
城郭内でお土産を探しても良いし、散策しながら塩キャラメル味のお菓子などを味わうのもその地ならではの楽しみ方かと思います。
城郭の門をくぐるとお祭りのように賑やかな街並みが出迎えてくれます。
Le Vieux Logis
Guerandeの城塞の中にあるレストランです。建物の中庭のテラス席は大きな木で覆われているので涼しく静かに食事を楽しめます。表の入口は同じですが、内部でクレープリーとレストランとで入口が違うので案内係の人にどちらを食べたいか伝えてください。
ランチはその日のコースがあり、フランス人のように沢山食べられない人にはちょうど良い量だと思います。
Rochefort(ロッシュフォール)
Musee Regional du Donjon de Fouras
観光地として賑わうLa RochelleとRoYanの間位に位置する街です。古くから海水浴場として人気の地ですが、その隣にそびえ立つ博物館が意外と面白いです!
展示内容は郷土史ですが実は、ナポレオン1世がセントヘレナ島に向かう最後のフランス領Ile d’Aixへの船に乗船する時にこの地を利用したそうです。
La Rochellleやこの美術館からさらに海よりに進むとIle d’Aix行きのボートが出ていますので気軽に島まで行けます。(Ile d’Aixはもっとナポレオン推しだそうです。)建物の最上階は要塞の一番高い所で、ここからの見晴らしは最高です。
Fort Boyardという元要塞で現在はフランステレビ局所有の建物も遠目に見えます。1980年代から宝探しゲーム番組の会場として再利用されていて、公式youtubeチャンネルがあるので日本からも観られると思います。
Donjon du Fort Vauban, 17450 Fouras
Ile d’Oleron(オレロン島)
この島と対岸の街がフランスで最も牡蠣の養殖が盛んな地域です。なので、島には牡蠣や海産物が食べられるレストランがいっぱいです!
島のあちこちにある小屋がとてもカラフルでそれだけでインスタ映えしそうな風景が広がっています。
Le Chateau-d’Oleron
今は廃墟部分が目立ちますが古くは要塞としても活躍したと思います。大きいので軽く見て回るにしても意外と時間がかかります。
Hissez Ø
地元の方がデザートだけに利用したりもするとても気軽なレストランです。自家製マヨネーズで食べるエビは美味しく、ムール貝も白ワインだけで酒蒸しにしているので最後まで美味しくいただけます。
56 Boulevard de la Plage, 17370 Saint-Trojan-les-Bains
Royan(ロワイヤン)
さらに南下してRoyanという大西洋沿岸の絶景とローマ時代の遺跡群をご紹介します。
GROTTES DU REGULUS
海岸の断崖洞窟Grottes du REGULUS(レグルス洞窟)は史学、地学、宗教学などの観点でも重要な地だそうです。断崖にポッカリと空いた穴を見て最初は驚きますが、洞窟から見る景色は絶景です!
GROTTES MUNICIPALES DU RÉGULUS(レグルス洞窟)
81 Boulevard de la Falaise, 17132 Meschers-sur-Gironde
Le FA
テルマエ・ロマエな遺跡が見られます!しかも、今もまだ発掘が続いているので今後さらに見学できる場所が広がりそうな地域です。
大分、詰め込んだ形になってしまいましたが如何でしたか?
筆者も知らなかったフランスの景色を知れるとても充実したバカンスになりました。
是非、皆さまも素敵な休暇をお過ごし下さい!