フランスに留学したい!!
けれど気になるのはやっぱり費用面。
いくら貯めたらいいんだろう?予算は?節約できる?
今回は交換留学生(リヨン)Yukaがリアルな生活費事情をレポート!参考にしてみてくださいね!ちょっとした節約術もお伝えしちゃいます!
(※パリについてはここに掲載する物価よりも高いほんの少し高い傾向があります。が、それ以外の都市は同じくらいですので参考になれば幸いです!イメージとしては東京とそれ以外な感じ。)
1.フランスの生活にかかる費用は?
外国に住む、フランスに住む……かなりイメージしにくいですよね。私自身もさっぱりなまま来てしまいました。
実際やっぱり住んでみないと分からないなあと実感!住んでから半年以上が経過したのでおおよその概要を紹介します。
①生活費
まずはわたしの1ヶ月の生活費例をどうぞ!
携帯代 20€(freeという携帯会社)
交際費(外食費)50~100€(変動あり)
電気代 20~40€
雑費(本や雑貨や洗濯)50€
合計 約350€(約5万円 ※1€=137円)
どうしても外食費が高くついてしまいます。
ランチは8~15€、ディナーは20€~が相場になってます(外食高い!)。
あとは飲み会だったりホームパーティーだったり。
なんといってもフランス人はパーティが大好き!
持ち寄りでホームパーティーをするのですが、手土産は必須!ワインやお菓子を持っていきます。が、安いと言っても塵も積もればなんとやら。
そんなこんなで月4~5万の出費がリアルなところ。
決して安くはない、そしてあまり日本の1人暮らしと変わらないというのが実情です。
②フランスの家賃、寮費って?
そして気になるのがこちら、家賃や寮費!
フランスに滞在するときの選択肢は①寮、②アパート、③ホームステイの3パターンが鉄板。
フランスには公的機関Crousが管理している学生のための寮と一般的な不動産屋が提供するアパルトマンがあります。
地域にもよりますが、私の場合は不動産屋の提供するアパルトマンで
566€/月(リヨン市内、メトロ徒歩5分、新しい、10畳くらいはある)!(約8万円!!!)
高めですが、友人も大体同じくらいなので相場なのかもしれません。ちなみにホームステイも大体同じくらいです。
対して!Crousなのですが……なんと、場所にもよりますがおよそ150~300€程度!安い!
留学先の提携などにもよりますが、選択肢にある場合はぜひCrousがおすすめです。比較的新しい寮もあり、普通のアパルトマンとほとんど変わりません。
あとフランス政府は国内に住む留学生(半年以上の滞在に限る)には誰でもCAFという家賃補助(家賃の20~30%程度)の適用があります。
ぜひそちらも調べてください!
(私は月に170€くらい支給されています、ありがたや~)
③初期費用
渡仏後数日はキャリーバッグの中身で生きていけますが、やっぱり足りないものはたくさん。
入居にあたるデポジットもあったり、いろいろ初期費用が必要になってきます。
1ヶ月分+手数料=約800€
その他雑貨類(リネン類、バス用品など)
約100€
VISA手続きや法廷翻訳手続き等
50~100€
少し多めに見積もってる点もありますが……
それを考慮しても高い!!!!!!!!(本音)
ですが日本でひとり暮らしをする際もこの程度、ないしそれ以上かかるので妥当でしょうか。
ベッドやデスクなど大きい家具は大体付属ですので買う必要はありません。
が、消耗品や小物類はどうしても買わなければいけません。
2.留学節約術!少しの工夫で節約しよう!
ここまでいかにフランス留学、お金がかかるかをお伝えしてきました……。
学生にとって、お金の問題は大きい!そこで、今回は合わせて節約術も紹介します!
基礎的なものではありますが、Yuka流節約術をご紹介します!
①食事は自炊!野菜をたくさん食べる!スーパーは大きい店舗へ!
上記でも述べましたが、外食はとにかく高い!ぜひ節約派の方は自炊を!
フランスは野菜がとにかく安いです。
じゃがいもや人参、玉ねぎは1キロで1€だったりします。安いかつ日持ちがしやすいので、ポトフやグラタン、何でも使えます。他の野菜も、日本のように野菜高騰とかはほとんどなく安いです。
ただ、地味に出費するのが主食。
毎日の主食であるバケット、塵も積もれば1€(1本)×30日はは30€になり高いです。安い小麦粉とじゃがいもでニョッキを作ったり、パスタを利用したりすると節約になります。
またスーパーについては街中に多くありますが、比較的大きいスーパーが安い傾向にあります。まだ業務スーパー的ポジションのLiDLや、Auchanは激安なのでおすすめです。
②旅行はバスで!TGVにたくさん乗る場合はCarte jeuneを!
節約したい、けどせっかくなら旅行だって行きたい……ですよね!!!!フランス国内(そしてユーロ圏内)は若者はバスでの旅行が主流です!
早割りでリヨンーパリ間の500キロは10€で乗れたり、国を跨いでもそこまで高くなりません。
でもバスはきついな…と思う方はSNCF(国鉄)が発行するCarteJeuneを買いましょう!(25歳以下購入可)
50€のみ初期費用としてかかってしまいますが、購入日以降1年間は有効です。
なんと!!!!!約20~50%オフでTGVが乗れちゃいます!
SNCFの駅なら大体どこでも買えます。私はこれを使って月1くらいで旅行をしています。隣国にもジュネーブやミラノまでなら適用範囲です。
※例外としてTGVMaxという新幹線乗り放題という制度もあったりします(80€/月、3ヶ月利用から)。たくさん旅行しがちな方はこちらを!
③【上級編】ルームシェア、シェアハウス
フランスにはルームシェア募集掲示板も多く、留学生同士で住むことも多々。
私の知人にもスペイン、ニュージーランド、日本などなど多国籍でシェアしてる方がいます。もちろん安いのですが、トラブルが起こりやすい点も否めません。
2回目の留学や、半年後など慣れてきた頃にチャレンジしてみては?
3.まとめ
いかがでしたか?
こう書いてみると案外お金がかかっているのだとしみじみと実感しています。日本でのアルバイトで貯めたお金と日本からの給付奨学金をいただきながら暮らしています。
(日仏双方、奨学金制度は充実しています。各大学やJASSO、フランス政府の留学生向けサイトをチェック!)
ただ実際に比較をしてみると、そこまで日本のひとり暮らしの生活費や初期費用自体と変わりません。
奨学金制度を利用したり、アルバイトや仕事でお金をためたり。工夫次第でなんとかなる面が多くあります。
ぜひ参考にしてくださいね!
初期費用は別で約10万!
食費と旅行費は大幅に節約可能!
旅行も工夫次第で安くいけちゃいます!