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気になる!フランスと日本の名字制度の違い!!

約 4 分

 

最近、フランスの恋愛や結婚などについて調べていたら気になった事がありました。

それは氏姓制度です。

現在、筆者は子どもがいないですが、今後、子どもが生まれたら日本とフランスで名字はどうなるんだろう?と思い今回、調べた事をお伝えしたいと思います。

フランスの氏姓制度

そもそも婚姻しても同姓、別姓、複合姓を選択できます。そのため、場合によっては1つの家庭に3つも名字がある!なんて事もあります。

以下は単一名字や元々からの複合姓の合わせ方です。夫婦別姓のまま子どもに親の名字を分け与え複合姓にする事も出来るようです。

  • 2人の単一名字から1つずつ取り、好きな順に並べられる。
  • 元々、複合姓の2人のどちらかの名字から1つだけ選択し1つの名字にする。
  • 2人のどちらかの複合姓そのまま選択する。
  • 2人の複合姓から1つずつ選択しさらに複合させる。

結婚している場合、子どもの名字

父系優先の考えが根強いので特に名字の選択をしなければ子どもはほぼ自動的に父親の名字になります。

結婚していない(PACS含め)場合の子どもの名字

  • 子どもの父親が認知しない母親の名字
  • 子どもが生まれる前・生まれた時、父親が認知している父親の名字

国際結婚の氏姓制度

日本で国際結婚すると夫婦別姓夫婦同姓どちらかの選択になります。

婚姻日から6カ月以内であれば日本人同士と同様に簡単に夫婦同姓にできます。逆に何もせず6カ月経過すれば夫婦別姓のままとなります。あとは裁判所への申請になりますが複合姓を選ぶ事も可能です。

夫婦同姓の場合の子どもの名字

日本人同士の子どもと同様に原則父親の名字になります。

夫婦別姓の場合の子どもの名字

日本人の名字を名乗る事になります。

その理由は外国人配偶者は日本の戸籍がない為、子どもは日本人の親の名字になります。

なので、もし、日本国内でも外国姓を子どもに名乗らせたい場合は、日本人も外国姓に合わせるか、子どもだけ家庭裁判所に氏変更の申し立てをして単独戸籍にする必要が生じます。

日本で複合姓にする場合

日本姓と外国姓を複合させた名字である複合姓は婚姻6カ月以内でも家庭裁判所に申請して認められないと使えません。
でも認めて貰える数は少ないです。(申請を受ける裁判官の考えに大きく左右されるという話も聞きます。)

複合姓は認められれば、子どもも親と同じ戸籍に記載されます。

日本とフランスの通称名制度

筆者はフランスに来てから知ったのですが、夫婦別姓が多いフランスで通称(epouse)で夫の名字を使用する事が多いです。

しかも、通称の使用は任意ですが、フランスのCarte Vitale(健康保険証)やパスポートなど公的な書類に使用する事も可能だそうです。詳しくはフランス大使館のページに記載があります。

日本でも外国人の配偶者は自治体登録する事で日本姓を通称名として使用する事は可能だそうです。ですが、フランスほど一般的でもなく通称使用についても制約が多いように感じます。

まとめ

いかがでしたか?名字って名前と同じく大事で、先祖からの贈り物のように感じます。

結婚やPACSを結ぶに際に子どもが生まれた時の名字の事まで出来るだけ考えておければ良いには越したことはないですが、なかなか難しいと思います。今回調べている中、夫に子どもの名字はどうしたいか聞いてみたら「日本でも自分の名字を使って欲しい!」と言われて、えーっ!?と驚き、もっと早く聞いておけば良かったと後悔しています……。

個人的には子どもが出来たら日本とフランスのアイデンティなど考慮して複合姓にしたいと考えています。なので、今後、国際結婚が増えている日本で複合姓がもっと取りやすくなって欲しいと切に願っています。

About The Author

ライターhayasiko
気が付いたらフランス滞在歴3年目。最初の年はパリのゾーン5でお舅さんと同居。2年目は親戚の多いAgenという舎町で時々、バイトしつつ猫2匹と夫と生活しています。
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