リヨンで外せない観光地のひとつに、Les Halles de Lyon Paul Bocuse(レ・アール・ド・リヨン・ポール・ボキューズ/ポールボキューズ市場)があります。たくさんの新鮮な魚介やチーズ、お肉などが手に入る市場で、地域の特産品が55店舗ほど集まっています。地元民にも観光客にも人気の高い場所です。
もちろん中には、お店に併設されているレストランもあり、美味しい地元の料理を楽しむことも可能です。
その中で、今回の旅ではリヨンの一皿であるQuenelle(クネル)を食べたいと思い、とあるお店のカウンターでいただくことにしました。
Quenelle(クネル)とは?
お店を紹介する前に、クネルって何?という方もいらっしゃると思います。
クネルはリヨンの伝統的なローカルフードの一つで、魚のすり身で作られたふわふわとした食感の食べ物。日本でいうはんぺんに近いかなと思います。はんぺんよりも食べ応えがあり、スープの中に入れてオーブンで温めると、結構大きく膨らみます。私が食べたくねるは、見た目はちょっとオムレツに近かったです。
ポールボキューズ市場・クネルのGiraudet
私たちはポールボキューズ市場のGiraudetというお店でクネルをいただきました。1910年創業のこちらのお店は、クネル・ラビオリ・スープの専門店で、夏はクネルとガスパチョなどが楽しめます。持ち帰り販売もしていて、クネルのソースやガスパチョを瓶で買うことも可能です。
そのせいか、食べている間に、仕事のランチ休憩かと思われる地元の方も複数買いに来ていました。
メニューはこんな感じ。
クネルのグラタンもしくはラビオリ+スープで15,80€
ほかにもスープ+クネル+デザートで12,60€など、比較的お手頃な値段でランチが楽しめます!
お店を仕切っているおばちゃんがとても優しくて、会話をしながらのランチはとても良いひと時になりました。日本から旅行で来たんだよーという話をしていたら仲良くなって、デザートをサービスしてくれました。そんなところもフランスの良いところですね。
ぜひ、ポールボキューズ市場に行った時はGiraudetでクネルを食してみてください!
アクセス・営業時間
公式サイト
営業時間:9:00-14:00,14:30-19:00(月〜木)、9:00-19:00(金)、8:30-19:00(土)、8:30-14:00(日)