フランスにはミュゼと呼ばれるたくさんの美術館・博物館がありますが、実はリヨンの旧市街地にちょっと変わった博物館があるのをご存知でしょうか。
今回は、映画で使われた衣装や小道具とミニチュアのセットを展示しているMusée Cinéma et Miniature(シネマ・ミニチュア博物館)をご紹介します。
シネマ・ミニチュア博物館とは?
Dan Ohlmannさんという、ミニチュア作家の方がオーナーの博物館で、映画の小道具や衣装が展示してあったり、ミニチュアのセットを見ることができたりします。ハリウッドの有名な映画、たとえばハリーポッターの杖や、マーベル映画「マイティーソー」のムジョルニアなど、さまざまな展示物が置いてあります。
映画で出てくるエイリアンやロボットの展示、あとは怖いものが苦手な方は入らないでね、と注意書きがあったちょっとグロテスクだったり、リアルなエイリアンの大きな模型があったりするゾーンもありました。子どもが入ったらトラウマレベルの怖さかもしれません。が、映画好きの方にはとてもおすすめです。
ミニチュアのセットも上の階にいくと見ることができるのですが、これもものすごく精巧に作られていて、なかなか見応えがありました。
スーパーマーケットの写真かと思いきや、こちら全部ミニチュアです。野菜も一つ一つ精巧に作られていることが見てわかります。商品棚もペプシやビールがありますね。
こちらはニューヨークの地下鉄のミニチュアです。写真だけで見ていると、本物なのかミニチュアなのか見分けがつかないくらいで、細部まで作り込まれていました。
他にも、日本モチーフのミニチュアやフランスのミニチュアなどもあり、かなりの数の作品を楽しむことができました。興味がある方はぜひ訪問してみてくださいね。ちなみに、所要時間は1時間30分程度で鑑賞することができました。
料金
- 大人:12€50
- 割引料金:10€
- 5-15歳の子ども料金:9€50
※割引料金対象:16歳以上の学生、障害者、60歳以上のシニア、失業中の方、プレス、軍隊従事者
※Lyon City CardもしくはCarte Pass’Régionがあれば無料で入場可能
アクセス・営業時間
Maison des Avocats 60 rue Saint-Jean – 69005 Lyon 5ème
営業時間:10:00-18:30(平日),10:00-19:00(土日・バカンスの時期)
休館日:12/25,1/1