青・白・赤の3色からなるフランスの国旗。トリコロールとも呼ばれています。
皆さんは、フランス国旗の由来や意味を知っていますか??
フランス国旗
<色>
青(CMYK:100,94,18,0)
白
赤(CMYK:0,88,78,0)
<縦横比>
2:3
青(CMYK:100,94,18,0)
白
赤(CMYK:0,88,78,0)
<縦横比>
2:3
フランス国旗の歴史と由来
1789年のフランス革命期のころ、フランス革命の指導者のうちの一人であるラファイエット(La Fayette)、もしくは革命政府によって初のパリ市長に選出されたバイイ(Bailly)によってこのトリコロールのフランス国旗が作られたのではないかと言われています。どちらの説もありますが、ラファイエットの説の方が有力とされているそうです。
色の由来は、パリ市民軍の花形帽章(コケイド)に付いていた記章が赤と白と、フランス王室を表す白(昔は白百合がフランス王室の象徴として用いられた)と組み合わすことによって国家の融和を表したのではないかとされています。
パリの標章の色である青は聖人サン・マルタンのマントの色であると言われています。また、セーヌ川の色にも結びつけて考えられています。赤はパリ最初のカトリック司教だったサン・ドニを表している説や、フランス革命のために流れた市民の血を表すとする説もあります。
トリコロールの色の意味
よくフランス国旗の色のそれぞれの意味として、革命期のスローガンとして用いられ、現在ではフランスの標語として定められている「自由、平等、友愛(Liberté, Égalité, Fraternité)」が当てはめられますが、はっきりとした根拠はなく、俗説だそうです。
参考:「フランス国旗の「青・白・赤」の色の由来について」菅原真, 2011