フランスのお酒といえばワイン!
勿論、間違いではありません。しかし、フランスにはまだまだ美味しいお酒が色々あるんです!
今回はあまり知られていないワイン以外のお酒をご紹介します!
ブランデー
Cognac(コニャック)
誰でも一回は聞いた事があるお酒だと思います。ボルドーとラ・ロシェルの間あたりに位置するCognac(コニャック)の地名が付けられたブランデーです。
Armagnac(アルマニャック)
フランス南西部で醸造され、コニャックと並ぶフレンチブランデーの2大銘酒のひとつです。筆者が住んでいるロット・エン・ガロンヌ県も産地の一つです。
Pineau(ピノー)
アルコール度数が高いのですが、とても甘く、食前酒や食後酒になります。ブルターニュ旅行で行ったレストランで初めて飲みましたが、あまりの美味しさに衝撃を受けました。
果実酒
Cider(シードル)
ノルマンディー地方で造られるリンゴを原料としたお酒です。アップル・ワインとも言われています。
スイート、ビター、ビタースイート、サワーの4つの味があるので好みの味を見つけるのも楽しみの一つです。同じような製法で洋梨を使ったポワレ(poire)もあります。
アップル・ブランデー(calvados カルヴァドス)
簡単に言うとリンゴのブランデーです。
その中でcalvados(カルヴァドス)の名前を冠しているものはワインと同じように原産地呼称規制 (AOC) の対象となっています。カルヴァドス県以外の地域で造られたものはアップル・ブランデーと名称を区別されます。
ビール
1664
フランス産ビールで最もポピュラーなのは1664というビールだと思います。
1664の読み方はいくつかあり、「1600・64」seize cent soixante-quatre(セーズサン・ソワサントゥキャトル)または「16・64」に相当するseize soixante-quatre(セーズ・ソワサントゥキャトル)とも呼びます。他にはシンプルに「16」のla seize(ラ・セーズ)と呼ぶ事もあります。
ビールの苦みが苦手な人でも飲みやすいカクテルビール(シロップで味付けされたビール)も多種類販売されています。フランス産ではないですがHoegaarden(ヒューガルデン)のカクテルビールも女性向けの味が多くおススメです。
La Blanche Hermine(ラ・ブランシェ・ハミネ)
ブルターニュ地方のBrassery Lancelot(ランスロットビール醸造所)が製造する地ビールの一つです。アルコール度数が低く飲みやすいビールです。ラベルの白オコジョが目印です。
Zephyr(ゼファー)
ブルターニュのキブロン半島のBrasserie De La Presqu’ile De Quiberon(ゼファービール醸造所)が醸造するクラフトビールです。筆者がブルターニュに旅行をした時によく飲んでいましたが、クセも苦味も少なく飲みやすいビールでした。
その他のお酒
cocktail pourquoi pas?(カクテル パークワパ?)
ちょっと変わった名前のお酒です。
完成した状態のカクテルが瓶詰されています。カクテルの中身はコニャックとピノ―です。ピノ―が入っている事で甘味があり食前酒での飲酒がおすすめです。
Pastis(パスティス)
パスティスの製造販売でフランス国内のトップはRicard社です。。
アニス(八角)から作られる香油にリコリス(甘草) を加えた、アルコール40度以上のアペリティフ向けのお酒です。フランス人はリカ―ルと言ったり、パスティスと言ったり割と好きに呼んでいます。
慣れると甘味を感じるそうですが、初めてだとクセが強すぎて驚くと思います。
Grey Goose Vodka(グレイグース)
フランス産高級ウォッカです。
コニャック地方で醸造されており、フランスの高級小麦をコニャック地方の湧き水で仕込み、最小限のろ過にすることで「味わいのあるウォッカ」とされています。通常の雑味を除いたウォッカと違い、敢えて素材の味を楽しむためのウォッカとなっています。
まとめ
いかがでしたか?
気になるお酒はあったでしょうか?
今回ご紹介した以外にもフランス産のお酒は色々あります。日本で見かけるお酒もあるので機会があれば是非飲んでみてください!