ジェスチャーを日本で頻繁に使うと、「動きがうるさい人」のように少しネガティブに思われがちですが、フランス滞在をするだけでなく海外に滞在する際には、話をする相手の国のジャスチャーを知っていれば、さらにより深い理解やコミュニケーションにつながると思います。
そこで今回はフランスで見かけるジャスチャーをいくつか集めました。
良くない意味のジェスチャー
日本では良い意味だったり、何気ないジェスチャーが実は悪い意味だったり相手に失礼な意味だったらと思うと怖いですね。
日本人の「腕が良い」のジェスチャーのように肩や腕をたたく
中指立てるのと同じくらいの侮辱の意味と似ているジェスチャーなので迂闊にすると危険
OKサイン
フランスではゼロの意味で、相手に向けてOKサインをすると侮辱
親指と他の4本の指を動物の口のようにパクパクさせる
黙れ
親指で首を切る
お陀仏
口元(顎先)に裏ピース(日本人の小顔ポーズ)
下ネタジェスチャーで、加えてこれで舌を出したらさらに卑猥
ちょっと面白いジェスチャー
恐らくフランス特有の、知らないと何を言っているか分からない少し面白いジェスチャーです。
肩より上、顔の半分くらいの位置で手を水平にゆっくり1~2回ほど振る
大丈夫・平気
軽くあかんべー(目の下に人差し指を添える)
嘘でしょ?
鼻の下(人中のあたり)を膨らませる親しい間でする
わかりません
手の平を下にして、裏表に数回ひねる
微妙、まぁまぁ、ある程度、あんまり等
鼻の前で拳を手首側に2回くらいひねる
酔っぱらっている
日本っぽいフランスのジェスチャー
日本でも意味が通じそうなジェスチャーです。でも表現によってはジェネレーションギャップで知っている世代と知らない世代に分かれそうなものもありますね。
手のひらを合わせた格好
お願い、話を聞いて欲しい、強く頼む
両手をお腹にあてる
お腹いっぱい
手首の腕時計の位置を指でトントンする
時間がないよ、急いで!
親指と小指だけを耳の横に持ってくる
電話する
こめかみ辺りで人差し指をトントンorクルクルさせる
いかれている、狂っている、頭がおかしい
ジェスチャーを使ってみよう!
いかがでしたか?
日本と同じような意味のジェスチャーもあるし、逆に日本でポジティブな意味で使っていたジェスチャーがフランスでは下品だったり侮辱の意味になる事もあります。
フランスのジェスチャーを分かって使うと廻りのフランス人との距離がとても近づくのではないでしょうか?
今回はジェスチャーのごく一部をご紹介しましたが、また、機会があれば違うジェスチャーをご紹介したいと思います!