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モンサンミッシェルに行きたい人必見!行き方・食事・お土産ガイド

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約7分

 

フランスに初めて旅行に行く際に、行ってみたい場所としてほとんどの人が口にする「モンサンミッシェル」ですが、実はパリからかなり離れた場所にあることを知っていますか?

本記事では、モンサンミッシェルに行こうか迷っている方や行きたいと考えている方に、モンサンミッシェルまでの行き方や所要時間、おすすめのレストラン、有名な食べ物、お土産などをご紹介します!

モンサンミッシェルとは?

モンサンミッシェルMont Saint-Michel)とは、フランスの西のノルマンディーという地方にある小島の上に立つ修道院です。満潮のときに周りが海に沈み、孤島のようになる姿が有名です。モンサンミッシェルのあるサン・マロ湾は、ヨーロッパの中でも干満の差が非常に激しいことで有名で、なんと15メートル以上の差があるそうです。

また、18世紀末には修道院は廃止され、監獄として使われていた過去もあります。

モンサンミッシェルへの行き方と所要時間

モンサンミッシェル自体の観光は1日あれば大体見て回れますが、移動時間が長いので日程に余裕がある&存分に楽しみたいのであれば1泊してもいいかもしれません。特にパリから出て地方を見てみたいという方は、サン・マロあたりとセットで観光してみるのもおすすめです。

1:TER・TGV(電車)で行く方法

フランスの電車TERで行くと、パリのモンパルナス駅からだと所要時間4時間弱で料金は最安値だと片道29ユーロから。ただし、一回バスに乗り換える必要があります。フランスの電車は遅れることもあるので乗り換え時間には余裕を持ちましょう。

また、高速鉄道TGVでパリのモンパルナス駅からレンヌ駅まで行き、そこからバスに乗って移動する方法だと約3時間で到着します。時間にもよりますが、レンヌまでは片道35ユーロから。早い時間だとTERよりも結構高いです。フランスの電車は遅れることが当たり前で何があるのかわからないので、初めてフランス旅行に行く方にはあまりおすすめはできません。

旅慣れている方や、泊まろうかなと思っている方は、TGVでサン・マロまで行って観光をしつつ、次の日にバスでモンサンミッシェルまで行くのも良いと思います。サン・マロは港町でパリとはまた違う雰囲気があり、観光にもおすすめできる街です。

電車が適している方

  • 旅慣れている
  • 英語・フランス語の対応が可能
  • とにかく早く移動したい
  • 旅程に余裕がない

予約はOmioというサイトがおすすめ。今まではフランス語or英語での予約が必須だったのですが、Omioはヨーロッパ圏の電車やバスが「日本語」で予約できる唯一のサイトです。月に150カ国から2700万のユーザーが利用しているので、安心安全。フランス語や英語が苦手な方でもOKなので、Omioで予約してみてください。

Omioサイトはこちら

2:バスで行く方法

ツアーではなく、パリからバスでモンサンミッシェルへ行く方法もあります。パリ郊外から向かうバス所要時間は4時間45分。料金は片道26€からと格安です。

電車と比較すると非常に時間が長くなるのと、やはりパリ郊外まで朝早くに移動してバス乗り場を探さなければいけないというのが少し難点ですが、乗り換えなしで行けてこれほど安いのは魅力的だという方もいるのではないでしょうか。

予約は電車手配と同じくOmioのサイトから可能です。

バスが適している方

  • 旅慣れている
  • 英語・フランス語の対応が可能
  • 乗り換えが面倒で一本で座って行きたい
  • とにかく安く移動したい

3 :ツアーで行く方法

フランス語や英語が話せないという方や、日本語ガイド付きでしっかりと文化背景まで学びたい!という方、旅行を自分でアレンジするのが面倒だという方は、旅行会社のツアーで行く方法がおすすめです。料金は移動のみのプランと比べると割高にはなってしまいますが、圧倒的に初心者にはツアーが安心安全です。パリ市内、オペラ座から出発なので、集合解散も早朝や夜遅くなっても比較的安心な場所です。

集合は朝の7:20/解散は夜21:00で、13時間半の催行時間となっています。

モンサンミッシェル修道院のチケットやレストラン付きのプランもあるので、並んだり調べたりするのが面倒だなという方にはぴったりだと思います。

ツアーが適している方

  • フランス語・英語が話せない
  • フランス旅行に来たことがない、海外旅行慣れしていない
  • ファミリー旅行
  • 文化背景などをしっかりと理解したい
  • 旅程に余裕がある
  • レストランや交通機関を自分で手配するのが面倒

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モンサンミッシェルの名物オムレツ&レストラン

モンサンミッシェルで試すべき名物はやっぱりオムレツでしょう。そしてその有名なふわふわスフレオムレツを提供しているのが、これまた有名なLa Mère Poulard(ラ・メール・プラール)です。フランス通の方なら耳覚えがあると思いますが、日本にもレストランがあるほか、有名なサブレを販売しています。

ラ・メール・プラールは、1879年にアニー・ポラール(Annette Poulard)によって作られました。アニー・ポラールは修道院の寄宿舎で働いていた女性で、彼女の手作りのオムレツが修道院を訪れる巡礼者たちに評判となり、これがレストランの名物となりました。

オムレツは卵、バター、塩、胡椒を使用しており、特殊な調理法で作られます。オープンキッチンで卵をふわふわに泡立てている様子を見ることができます。もちろんオムレツ以外にも伝統的なノルマンディー料理を楽しむことができます。ただ、観光客向けのお店なのでちょっと価格はお高めです。

他のレストランでもスフレオムレツを提供しているところはたくさんありますので、割高だな〜と感じたら別のところに行ってみてもいいかも。

モンサンミッシェルでおすすめのお土産

モンサンミッシェルの巡礼コースにはさまざまなお土産屋さんが立ち並んでいるのですが、その中でもおすすめな食べ物系のお土産をご紹介。

お塩

モンサンミッシェル周辺は塩の産地としても有名なので、お塩をお土産として購入していくのも良いと思います。特に、上澄の希少な部分をフルール・ド・セルと呼び、フランスではお肉やお魚にかけて楽しみます。日本で購入しようと思うと2,000円くらいすることもあるのですが、フランスだと5ユーロほどから手に入るのも魅力的。しかも箱がしっかりしているので、スーツケースの中で潰れる心配もありません。

塩キャラメル

ノルマンディー地方は美味しいキャラメルの産地として有名であり、モンサンミッシェル周辺でも購入できます。ノルマンディー産のキャラメルは、バターとクリームを使用して作られたものが特に人気です。瓶などのペースト状でも売っていますし、固形のものもあります。夏だと溶けやすいので注意が必要です。

特に私はキャラメル・ブール・サレという塩バターキャラメルが大好きで、現地だとクレープに塗って食べるのですが、それが絶品です。塩バターキャラメルアイスも美味しいので、どこかで見かけたらぜひ試してみてください。

ラ・メール・プラールのサブレ

もうこちらのサブレは日本でも購入できるところが増えてきてしまったので、パッケージを見ただけで「これね!」となる方も多いかもしれませんが、やっぱりフランスのバターをふんだんに利用したサブレって美味しいんですよね。お土産でもらって嬉しくない方はいないと思うので、ラ・メール・プラールのサブレも良いかなと思います。

モンサンミッシェルを楽しんで!

いかがでしたでしょうか。パリから少し離れただけでも、違う雰囲気を味わうことができますので、モンサンミッシェルだけでなく、さまざまなフランス地方都市への旅行もしてみると面白いと思います。まずは、モンサンミッシェルを今回の旅行で楽しんでみてくださいね。

About The Author

Framour代表・編集長SHIZUKU
Framour管理人。2014年~2015年に交換留学生としてパリのグランゼコルでビジネスを1年勉強。2016年にはニューカレドニア現地の高校で日本語の授業のアシスタントとして7ヵ月就労。現在は都内でOL生活。得意分野はwebマーケ・SEO分析・webデザイン・編集/ライティング。
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