フランスといえば、憧れの旅行先の一つ。もうすでにフランスに何度も訪れている方や、現地に住んでいるけれど、フランスの定番の観光地には行き飽きた方におすすめの旅行先があります。
それが、Grand-Est地方(旧アルザス地方)にある小さな村・リクヴィル(Riquewihr)です。
リクヴィルとは?
Riquewihrという綴りからしてフランスっぽくない村のリクヴィル。アルザス地方・ドイツの国境の近くに位置し、まるでドイツにいるような街並みと文化が特徴です。村は中世の城壁で囲まれており、Les plus beaux villages de France(フランスの最も美しい村)に登録されています。
コルマールのように、お花が綺麗な時季に行くのがおすすめで、村中にお花が溢れる様子を写真に収めることができます。
リクヴィルはコルマールからバスで30分ほどで行くことができますが、ちょっと行くのが面倒だからか、コルマールよりは観光客が少なかったように感じます。ただ、季節にもよるでしょう。
リクヴィルへの行き方
まずはTGVでパリからColmar(コルマール)まで向かいます。
最安値は49€(Carte jeuneがあれば約30€)。で2時間と少しで行くことができます。
そのコルマール駅から106番のバスに乗り換え、30分ほどでリクヴィルに到着します。郵便局前で下車するのですが、心配だったら運転手さんに「リクヴィルに行きたい!」と伝えておくと教えてくれると思います。
公式サイト
リクヴィルの見どころ
リクヴィルの見どころは様々ありますが、ポイントはフランスとドイツの文化が入り混じっている部分です。パリ近郊の都市ではなかなか見ることができません。クグロフの型が名産品だったり、ドイツっぽい街並みだったり、ワインだったりと文化からグルメまで様々なものを楽しむことができます!
お土産やさん
クグロフの型が特産品なので、いたるところで売られています。色味もデザインもとてもかわいらしいので、ただ飾る目的でも買っていく人が多いそうです。
Maison à colombage
リクヴィルの街並みは、フランスの普通の街並みとは少し違い、ドイツに大きく寄っています。このような家をフランス語でmaison à colombage(メゾン・ア・コロンバージュ:木骨造)と言います。
アルザスにも一部このcolombageの家が見られるのですが、リクヴィルは村丸々この造りになっており、とても可愛らしい印象を受けます。
ブドウ畑が美しい!
アルザスは白ワインの名産地としても有名で、「ブドウ畑の真珠」と呼ばれるリクヴィルの周りにも沢山のブドウ畑が存在します。少し歩いただけで開けたブドウ畑を見ることが出来るので、お散歩をするにもちょうどいいです。
看板が可愛い!
アルザス地方に沢山みられるのが看板!どの看板もデザインが凝っていて可愛いです。お気に入りの看板をぜひ探してみてください!
リクヴィルでバカンスはいかが?
フランスの地方でもアルザスにある都市はとても可愛らしい街並みの村が多いです。特にリクヴィルは、観光客がそこまで多いわけでもなく、規模も小さな村なのでゆっくりと時を過ごすことが可能です。
ぜひ、フランスとドイツの文化がミックスした村・リクヴィルまで足を運んでみてください!
公式ホームページ