こんにちは!
「マルセイユ」はフランス好きの方には必ずと言っていいほど知れた都市ですが、今回はマルセイユ市内の観光スポットではなく……、マルセイユを訪れた際にぜひとも足を伸ばしたい場所、「フリウル島(îles du Frioul)」をご紹介します!
マルセイユ市内を表す言葉が、大都市・にぎやか・グルメだとすると、フリウル島はほぼ真逆。
自然豊かでほぼ何もありません。それでもとっても魅力的なので、今回のレポートでその魅力が伝わればなぁと思います!
フリウル島はどこにある?
この赤い印の島とその上の島をフリウル島を呼びます。もう少し詳しい島の解説は以下でしています。
島にはマルセイユ港から船で20分くらいで行けます(^^)
実はマルセイユ周辺の島は、フリウル島の他にイフ島という島もあります。この地図でいうと、大きな2つの島の少し東にある小さな島です。そこは、昔ペスト患者や受刑者などが閉じ込められたという過去があるらしいのですが、フリウル島はそのイフ島を少し通り過ぎた場所にあります。
フリウル島への行き方
島なので、もちろん船で行きます!
マルセイユの港へいくと上記の写真のように、このような文字の書かれてある場所があります。「NAVETTES POUR LES ILES FRIOUL」フリウル島行きの船乗り場という意味です。
周辺に船も沢山止まっていますので場所は簡単に見つけることができると思います!
値段は、往復で1人10,80€でした。
フリウル島ってどんな場所?
冒頭でも少し触れましたが、とにかく自然豊かな場所です!
実はフリウル島は正確に呼ぶと「フリウル諸島」つまり、いくつかの島々の総称のことなのです。正確には大きい島2つ小さい島2つのことを指すらしいのですが、一般的には大きな島2つのことをフリウル島と呼んでいるみたいです。
フリウル島に船で到着すると、ちょうど大きな島であるラトノー島(北)とポメーグ島(南)の間で降りることになります。どちらの島から訪問するのか、あるいはどちらの島に訪問するのかを選ぶことになります。この2つの島は繋がっているので、簡単に行き来することができます。
グーグルマップなどの地図で見るとよくわかるのですが、島の形はジグザグしています。これは、フランス語でカランク(calanque)と言って、岩に囲まれた入り江のことを指します。この入り江の美しいこと!
ここの海はきちんと環境保護されているようです。だからこのように綺麗なまま保てるのですね!私がここを訪れたのは8月の上旬でしたので、丁度暑くてカランクに入って泳いでいる人も沢山いました。
フリウル島の魅力
さて、ここまでもフリウル島の魅力は伝わったかもしれませんが、もう少し詳しくお伝えしていきます。
マルセイユ港から20分ほど船に揺られるのですが、その揺られている時間もすでに楽しいです!
これは、船の中から見られる景色です。船には室内である1階と屋上があります。この日は風と日差しがすごかったので私は1階の室内を選びました。窓越しではありますが、このような美しい景色が見られます!
水しぶきが舞う様子が間近で見られます!
そして20分船に揺られた後、先ほど触れた2つの島のちょうど間ほどに到着します。
数分歩けばこの風景を目にします。北側か南側か、選びます。
フリウル島にある建物は、実はここだけ。後はどこに行っても岩とカランクと自然が続きます。
この島には住民もいるそうです。この建物のほとんどが家だとは思うのですが、中には少し観光客向けのホテルもありました。また、下の方はレストランやお土産屋さんが続いているので、帰りの船の待ち時間も時間がつぶせます。
島にはほとんどハイキング用の道が整備されているのですが、時々このような石の中を歩く場所もありました。それでも、天気が良いととても気持ちいいです!
私は南の方の島をハイキングしたのですが、戻ってくる際にはこのような景色が!まるでジブリに出てきそうな空間だなと思いました(^^)
まとめ
フリウル島レポートはいかがでしたか?マルセイユ観光ももちろん良いですが、時間があればこのフリウル島もぜひ訪問してみてください!
天気が良い日に行くのがおすすめですよ!