一年の中で一番フランスの夜が美しい季節と言えば、クリスマスと答える方が多いのではないでしょうか。街はイルミネーションでより綺麗に輝いて、より一層フランスの街の美しさを引き立てます。

そんなフランスのクリスマスで有名な都市と言えば、ストラスブール（Strasbourg）！フランスで最古と言われるクリスマスマーケットを誇る都市で、二度と忘れられないクリスマスを過ごすことができますよ！

今回は、そんなストラスブールに関して、行き方やクリスマスの時季の見所を詳しくご紹介していきたいと思います。

ストラスブール基本情報

ストラスブールはドイツとの国境に位置する、フランスの東にあるGrand-Est地方の都市です。少し行くともうドイツであることに加え、実はかつてはドイツの一部だったという歴史もあり、ドイツの文化とフランスの文化が混ぜ合わさっている場所でもあります。

パリからは高速鉄道TGVで2時間半ほどで行くことができます。

ストラスブールのクリスマスの見所

クリスマスの時季に見逃せないストラスブールの見所をお届け！

イルミネーション＆デコレーション

フランスの各地でクリスマスの時季になると現れるイルミネーション。ストラスブールでは、街中がイルミネーションで彩られます。こんな光景は日本では拝むことができないです。本当に綺麗でロマンティック！！

小さい街なので、歩いて全てのクリスマスマーケットとイルミネーションを見て回れるのも、ストラスブールのクリスマスのおすすめポイントです！

イルミネーションの他にも、建物のデコレーションもクリスマス仕様になっています。オーナメントやリボンなどで建物が飾られており、どの建物もかなり力が入っていて豪華です！パリではこの規模のデコレーションはなかなか見られないですよね！

もともと木造造りの建物がたくさんあり、街並みもとても可愛らしいのに加えてクリスマス用にイルミネーションとデコレーションで飾られていて、まるで絵本の中にいるような感覚が味わえます。

このクリスマスは日本じゃ絶対に体験できないです！

クリスマスツリー

ストラスブールはクリスマスツリーの発祥の地とも言われており、いたるところにクリスマスツリーがあるのですが、クレベール広場にあるツリーは中でも一見の価値があります。サイズがかなり大きいんです！

Instagramで#Strasbourgを検索すると、クリスマスツリーの大きさがわかる写真が出てくるのでぜひ検索してみてください。

クリスマスマーケット

フランスのクリスマスといえば、クリスマスマーケットは欠かせない存在！ストラスブールの街中の広場にクリスマスマーケットが現れます。全部で10箇所以上あり、歩いて各所を回ることができます。

どこも絵になるので、写真を撮るのも楽しいです。

クリスマスの可愛いオーナメントやアルザスの特産品もたくさん売っているので、お土産にも喜んでもらえると思います！

クリスマスマーケットでこれを食べよう！

ストラスブールはドイツにほど近いので、プレッツェルやシュークルトがどのクリスマスマーケットでも販売されています！ぜひホットワインと一緒にご賞味あれ！！

プレッツェル

ドイツ発祥の焼き菓子のプレッツェル。ストラスブールで食べたものは硬いタイプのプレッツェルでした！塩が効いてて美味しいです。

シュークルト

発酵させた（かなり）酸っぱいキャベツとソーセージ、ベーコン、じゃがいもの盛り合わせであるシュークルト。アルザスの郷土料理をぜひご賞味あれ！！

クリスマスはストラスブールで決まり！

周辺にはジブリの映画『ハウルの動く城』のモチーフになったと言われている街であるコルマールのクリスマスマーケットやリクヴィルなどの小さな村も点在しており、行き来がしやすいので楽しめると思います！

ぜひ、一度訪れてほしいストラスブールのクリスマスマーケット。おもちゃ箱のような街で、忘れられないクリスマスを過ごしてみては？

パリのクリスマスマーケット情報はこちらからどうぞ。