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パリミュージアムパスでフランスの美術館をお得に巡ろう!

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約7分

パリと言えば、芸術の街。その名の通り、パリ市内にはたくさんの美術館や博物館があり、旅行中に複数訪問する予定がある方もいると思います。ただ、フランスの定番観光地のチケット売り場はとても混雑していて、チケットを買うのにハイシーズンだと1時間近くかかってしまうこともあります。

そこで今回おすすめしたいのが、パリミュージアムパス。これさえあれば、賢くお得にパリの美術館を巡ることができるんです!

1.パリミュージアムパスとは?

エッフェル塔やルーブル美術館など、パリとその周辺の主要な50の美術館・観光施設に入ることが出来るパスになります。2日間適用・4日間適用・6日間適用の3種類があり、スケジュールに合わせて連続した日付でのみ使用することが可能です。

もちろん、期間内なら回数制限なく何カ所でも使用することができるので、観光を予定している施設が4施設以上ある場合は、パリミュージアムパスを買うとかなりお得になります!

料金 / Tarif

  • 2日間パス:55€
  • 4日間パス:70€
  • 6日間パス:85€

※2023年9月現在の価格です。金額は変更になる可能性もございます

メリット①お得に巡ることが可能

例えば、2日間の一般料金の人がルーブル美術館(17€)・オルセー美術館(12€)・凱旋門(12€)・ベルサイユ宮殿とトリアノン(20€)を周るとすると、合計61€かかります(※2018年の金額)。パリミュージアムパスは2日券で55€!6€安く観光することができ、行列にも並ばないで入場が可能です。

  • 2日間パス:平均4施設まわればお得
  • 4日間パス:平均5施設まわればお得
  • 6日間パス:平均6施設まわればお得

じっくり見たい派の方には適していませんが、なるべく効率よく、安くパリの観光地を周りたいという方にはとってもおすすめなパスになります。

メリット②時間の節約になる

パリの美術館では、入場+チケットの購入でかなりの時間を要します。観光ハイシーズンの時のルーブル美術館では、1時間半の長蛇の列はごく普通。そんな時、このパリミュージアムパスを持っていれば、たくさんの美術館で優先レーンから入場することができます。チケットカウンターで購入する時間と手間が省けるので、無駄な時間を少なくしたい、待つのが嫌いという方は購入を強くおすすめします。

2.購入方法

パリミュージアムパスは、日本でオンラインにて購入するか、パリ現地のチケットカウンターで購入することができます。現地で購入する場所まで行ったり、カウンターの行列に並んだりすることもありますので、日本であらかじめ購入しておくとスムーズなフランス旅行が実現すると思いますので、事前購入がおすすめです。

①日本で購入

両替の金額を最小限に抑えたい方や、フランス語に不安がある方は日本で購入していくことがおすすめです。日本語で購入したい場合はKKDayというサイトから購入が可能です。KKDayでは、オプションでセーヌ川のクルージングツアーがついてくるプランも選択が可能です。

KKDayでの購入はこちら

英語やフランス語が話せる方は、公式のサイトからEチケット形式のミュージアムパスを購入することが可能です。

Paris Museum Pass公式サイト

パリ現地で購入

フランスのシャルル・ド・ゴール空港/オルリー空港に到着してすぐ買うか、もしくは現地の美術館や観光案内所などで購入することができます。フランス語もしくは英語での購入になるので、注意が必要です。

シャルル・ド・ゴール空港販売所

  • ターミナル1:到着フロア 4番出口 7:15~20:45
  • ターミナル2C:到着/出発フロア 5番出口 7:30~14:30
  • ターミナル2D:到着/出発フロア 7番出口 7:30~20:30
  • ターミナル2E(日本便到着ターミナル):到着フロア 7番出口 7:15~20:45
  • ターミナル2F:到着フロア 11番出口 7:15~20:45

※1/1、5/1、12/25は閉店

オルリー空港販売所

  • ターミナル南:到着フロア L出口 7:15~20:30
  • ターミナル北:到着フロア A出口 7:15~20:30

※1/1、5/1、12/25は閉店

パリ市内販売所(美術館)

パリ市内販売所(観光案内所)

  • パリ北駅観光案内所(10区)
  • パリ東駅観光案内所(10区)
  • アンヴェール観光案内所(18区)
  • ギャラリーラファイエットオム観光案内所(9区)

※パリ市内のキオスクなどでも購入が可能です。詳しくはこちら

3.使用方法

パリミュージアムパスの使い方は簡単です。紙の場合は、下記の手順で記入するだけ。

①使用開始日を記入する
②氏名を記入する
③パリミュージカルパスの入り口で券を見せる!

※使用開始日は一度書いたら変更できないので、使う直前に記入することをおすすめします
※18歳未満の子どもは無料で入れることが多いので、パリミュージアムパスが必要ないことが多いです
※各施設のオーディオガイドの料金は含まれません
※企画展や特別展には使用できません

4.利用可能施設一覧

パリ市内
(月曜日閉館)

  • ピカソ美術館
  • ロダン美術館
  • オルセー美術館
  • ケ・ブランリー美術館
  • アラブ世界研究所
  • ユダヤ教芸術歴史博物館
  • 装飾芸術美術館

(第一月曜閉館)

  • レリーフ地図の博物館
  • レジスタンス開放博物館

(火曜日閉館)

  • ポンピドゥーセンター
  • ルーブル美術館
  • オランジュリー美術館
  • クリュニー中世美術館
  • ギュスタブ・モロー美術館
  • ドラクロワ記念館
  • ギメ東洋美術館
  • 科学産業博物館/ラ・ヴィレット
  • 音楽博物館
  • 広告博物館
  • 工芸院博物館
  •  パレ・ド・ラ・デクベルト

(月・火閉館)

  • ニシム・ド・カモンド美術館
  • レリーフ地図の博物館

(不定休)

  • 凱旋門
  • ノートルダム寺院
  • パンテオン
  • コンシェルジュリー
  • サント・シャペル教会
  • 贖罪教会
  • 軍事博物館/ナポレオンの墓

パリ郊外
  (月曜休館)

  • ヴェルサイユ宮殿とトリアノン
  • サヴォア邸
  • 航空宇宙博物館
  • モーリス・ドニ美術館

(火曜日閉館)

  • フォンテーヌブロー城
  • マルメゾン城
  • ランブイエ城
  • コンピエーニュ城
  • サンジェルマン・アン・レイ考古学博物館
  • シャン城
  • メゾン・ラファイエット
  • ルネッサンス博物館/エクアン城
  • セーブル陶磁器博物館
  • ポール・ロワイヤル博物館

(月-木)

  • ムードン・ロダン記念館

(火、毎年1月)

  • コンデ博物館/シャンティ城

(不定休)

  • ヴァンセンヌ城
  • ピエールフォン城
  • シャアリ修道院
  • サン・ドニ寺院

About The Author

Framour代表・編集長SHIZUKU
Framour管理人。2014年~2015年に交換留学生としてパリのグランゼコルでビジネスを1年勉強。2016年にはニューカレドニア現地の高校で日本語の授業のアシスタントとして7ヵ月就労。現在は都内でOL生活。得意分野はwebマーケ・SEO分析・webデザイン・編集/ライティング。
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