パリではルーブル美術館周辺やエッフェル塔、凱旋門などが観光地として有名ですが、実はパリの中心から離れた北の方にも魅力的な観光地があることをご存知でしょうか?
今回は、そんなパリの北にあるモンマルトルの丘周辺の観光地をご紹介したいと思います。
モンマルトルとは?
モンマルトル(Montmartre)とは、パリの北にある地区です。18区に属しており、パリで一番標高が高い地区でもあります。モンマルトルの丘に登ると、写真のようにパリの街並みを一望することができます。
モンマルトルの治安
残念ながらモンマルトルの丘周辺は、あまり治安が良くありません。とくに夜のムーランルージュの周りはかなり治安が悪く、客引きがいたり、ドラッグをやっている人がいたり、スリがいたりするので要注意です。
また、サクレクールにも必ずミサンガを腕に巻き付けてくる人たちがいます。そのあと高いお金を要求されるので、もし腕を捕まれてしまった場合は全力で振り払いましょう。彼らは無理矢理腕を取ってくるので、少し乱暴に振りほどいても問題ありません。
※パリの治安の対策として、「フランスの英語事情&旅行に役立つフランス語集」「パリの治安は悪い?パリ観光のための安全対策集!」という記事も出していますので、ぜひ事前にチェックしてください。
モンマルトルの観光地
治安が悪いとはいえ、モンマルトルには魅力的な観光地がいっぱい!昼間であれば、夜よりは安全に観光をすることができると思います。今回は、4つの観光地をご紹介!
①カフェ・デ・ドゥ・ムーラン
カフェ・デ・ドゥ・ムーラン(Café des Deux moulins)はフランスの映画と言えば必ず名前があがる『アメリ(Amelie)』の主人公・アメリが働いていたカフェです。店内にはアメリのポスターが貼ってあり、年中観光客でにぎわっています!
映画の中でアメリがスプーンで割っていたのが印象的なクリームブリュレ。カフェ・デ・ドゥ・ムーランでもちろんいただくことができます。とろけるようなクリームブリュレをご賞味あれ!
②サクレクール
モンマルトルといえばここ、サクレクール(Sacré-cœur)!モンマルトルの丘の頂上にある真っ白な寺院です。お天気のいい日にはたくさんの人が階段に座ってピクニックをしていたり、おしゃべりをしていたりします。
サクレクールの前にある階段からは、パリの街を一望できます。
③ムーラン・ルージュ
ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)という名前も皆さんどこかで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ムーランとは風車のことを表しており、ムーラン・ルージュで赤い風車という意味になります。
このムーラン・ルージュがシンボルになっている建物こそ、かのフレンチカンカンで有名なモンマルトルのキャバレーです。歌やダンス、大道芸を組み合わせたショーを見ることができます。
結構値段が張るので観光でショーまで見ようという方は少ないと思いますが、モンマルトルを観光する際には外観だけでも見ておくといいと思います!
④ジュテームの壁
恋人たちに大人気なフォトジェニックな観光スポット・ジュテームの壁(Le mur des je t’aime)! “愛しています”を意味するJe t’aimeという言葉が、世界の言語に訳されて壁一面に書かれているのです!
もちろん日本語も書かれているので、ぜひ探してみてくださいね!
モンマルトルを観光しよう!
パリを一望できる素敵な地区・モンマルトル。ステキな小道もカフェも沢山あるので、治安に気を付けつつ、観光してみてくださいね!