さて今回は、フランスのあちこちを旅行した私が、1番小さい!と感じた村「ペルージュ」をご紹介します!
ペルージュは最近、日本人の間でもフランスの最も美しい村の1つとして有名になってきており、検索すると沢山ヒットします。しかし、ペルージュはフランス人にも人気の村です。中世の街並みが素敵で、小さい村にも関わらずアクセスも比較的簡単なのが、人気の理由の1つなのかもしれません。
今回もまた、写真とともにペルージュの魅力をたっぷりお伝えします(^^)
ペルージュへの行き方
まずペルージュにアクセスするには、主にリヨンから出発する交通機関を使う必要があります。リヨンを観光するついでにペルージュへ観光に行くのがおすすめです。リヨンだけでは物足りないからどこかに足を伸ばしたいという時に行きやすいと思います。
交通手段としては、バスで行きます。Bourg-en-Bresse行き132番バスで発車地点はギロチエ(Pt Guillotiere)という場所です。
オテルデュー(Hotel Dieu)の前のローヌ川沿いのバス停で、171番バスと同じバス停です。バス停に着くと、132番という表示もあるので確認できます。(時刻表でのバス停名の記載はGuillotiereですが、実際はBellecour側にバス停はあります。)
リヨンで停車するバス停はここだけでなく、Cordelier、Hotel de villeなどもありますが、最初は発車地点から乗ることをおすすめします。帰りは自分のホテルや家の近くで降りたら良いですね!所要時間はだいたい片道1時間強です。
こちらは平日(En Semaine)用のダイヤですが、こちらのリンクから休日ダイヤやその他情報を確認できるので、ぜひ!
降りるバス停に注意!
降りるバス停ですが、上の時刻表の一番左側に記載があります。上から12番目にPerouges-Bifurcationとあります。この「Perouges」が、ペルージュのフランス語表記です。
が!!実際に降りるバス停は隣町のMEXIMIEUXという場所です。ここを間違わないように気を付けて下さい!乗車する時に運転手に「ペルージュに行きたい」ことを伝え、バスの一番前に座ると安心です。また、私が訪れた時には他にもペルージュ観光に行く乗客がいました。
バスの料金
バスの乗車料金ですが、片道2€です(2018年9月現在)。バス乗車時に運転手から買えるのでご安心を!
また、こちらはリヨンから出ているバスですが、TCL(リヨンの交通機関の会社)のチケットや定期券(Abonnement)は使えません。それに伴ってバスも普段リヨンに走っているものよりも大きめで異なります。ご注意を!
ペルージュ観光に必要な所要時間
そして所要時間ですが、この記事のタイトルにも記載した通り、なんと1周5分くらいで回れちゃいます!※観光を全くせず、無の状態で歩いた時の所要時間です(笑)
リヨンからの移動時間も含めて半日あれば十分だと思います。私は昼前にバスに乗って夕方のバスでリヨンに帰りましたが、それでも十分すぎるほどの時間がありました。
しかし、バスに十分な本数があるわけではないので、それを考慮して計画する必要があります!
また、帰りのバス停は大型スーパーCarrefourの道路を挟んで目の前にあります。あまり迷わないでしょうが、こちらも確認してから観光すると安心です。
ペルージュ観光の魅力を一挙公開!
1周5分、そんな場所に行く意味はあるのか??と思った方もいるのではないでしょうか?(笑)
さて、ここからは写真とともにペルージュの魅力を公開していきます!
まず、バス停を降りて10~15分ほど地図に沿って歩くと、このような看板が見えてきます。
ここを左に進んで少し坂を登っていけば、ペルージュの村が登場します!まるでこれまでの道とは別世界です。
どこを通ってもこの世界!
晴れていたので写真も綺麗に写りました!!
村の中にこういったお店があります。そう、彼、ここで紙を作って販売しているのです!店内では手作りの紙を使ったハガキや書道を用いた作品なんかも置いてありました。話を聞いてみると、昔名古屋で和紙を学んだ経験があるのだそう。
村の中にはこういった小さなドアや窓が沢山あります!可愛いですよね。これを探すだけでも楽しいです!
そしてそして、昼食です!村の中には3~4つのレストランがあります。だいたい観光地価格でしたが、1つリーズナブルで良さげなレストランを見つけたので入ってみました。私が訪れたのは日曜日で、大体のレストランは残念ながら閉まっていましたが、1つお客さんでにぎわっていたレストランを見つけました。それがここです。
ここのレストランのメニューの中に、なんとビュッフェがありました!私、フランスに来て初のビュッフェです。
どれもとってもおいしい!ちなみにこのビュッフェ、15€ほどでした。それでこのクオリティはすごい!
そしてここで、ペルージュ名物のご紹介です。
これはなんでしょう!?
実はこれ、ガレットなんです。ペルージュ風のガレットです。ガレットと言えばおやつというよりご飯ですが、ペルージュのガレットはクレープのように甘いです。
生地はブリオッシュ生地に砂糖とバターで味付けという、とてもシンプルなもの。横に添えてあるチョコレートやフロマージュブロンをつけて食べます。これはレストランのビュッフェに含まれていたものですが、お持ち帰りで販売している店もあります。大体1ピース1€強ほどですので、ペルージュを訪れた際はぜひお試しを!
まとめ
いかがでしたか?
小さいけれど魅力的なペルージュ村、ぜひ一度訪れてみてください(^^)!