framour - フランス観光・生活情報メディア

フランス観光・生活情報メディア「ふらむーる」

フランスの祝日と意味 2023~2025年の祝祭日カレンダー

, …
約4分

皆さんは、フランスにある祝日(férié)を知っていますか?フランスで学校に通っていたり、働いていたりするとやはり祝日がいつなのかは気になりますよね。

日本には存在しないキリスト教関連の祝日も多いので、フランスの祝日はいつなのか、どんな意味を持つのか、何をする風習があるのかなどを中心に本記事でお伝えします。

2023年〜2025年のフランスの祝祭日

フランスの祝祭日と意味

フランスの祝日は11日あり、その中の6つがキリスト教に関する祝日でもあります。詳しく見て行きましょう!

元旦(Jour de l’an)

休みの日:1月1日

フランスでも元旦は祝日です。が、日本よりもあっさりしており、普通に翌日から仕事を再開しているお店が多いです。年越しは、友達とホームパーティーをするのがフランス流。

パリだとエッフェル塔と凱旋門で、プロジェクションマッピングと花火が融合した豪華な年越しショーも楽しめます。この年越しのショーのため、パリのメトロは無料になり、エッフェル塔と凱旋門の近くの駅は混雑を避けるために封鎖されます。

復活祭の翌月曜(Lundi de Pâques)

休みの日:3月22日〜4月25日までの間のいずれかの月曜

復活祭(Pâques)とは、キリスト教関連のイベントで、イエスの復活を祝うものです。英語名・イースターの方が日本人には馴染み深い呼び方かもしれません。

復活祭の翌月曜日には、チョコレートで出来た卵を子どもたちが探す様子をあちこちで見ることが出来ます。スーパーにも可愛いチョコレートがいっぱい並びます。

メーデー(Fête du Travail)

休みの日:5月1日

フランスの労働に関する祝日で、1947年から存在します。この日は全ての労働者に対して有給休暇を与えられます。フランスでは、祝日に従業員を労働させると賃金を2倍支払わなければならないため、この日働いている人には2倍のお給料が支払われます。メーデーの日には、労働組合のパレードが行われるそうです。

また、スズラン(muget)を一本プレゼントする習慣があります。この日はなんの届け出を出さなくても誰でもスズランの販売が可能になる日でもあります。

1945年5月8日 勝戦記念日(Victoire du 8 mai 1945)

休みの日:5月8日

西ヨーロッパにおいて、ドイツが降伏した翌日である5月8日は第二次世界大戦の終戦日です。フランスでは、1953年から5月8日を戦争に勝利した記念日として休日にしています。

昇天祭(Ascension)

休みの日:復活祭の40日後

こちらもキリスト教関連の祝日です。復活祭から40日後、イエスキリストは天にあげられ、地上の生活から離れます。それをお祝いするための祝日が昇天祭です。教会ではミサがひらかれます。

聖霊降臨祭の翌月曜(Lundi de Pentecôte)

休みの日:昇天祭の10日後

キリスト教に関連する祝日で、イエスキリストの復活と昇天を祝うために集まった使徒に、神からの聖霊が降って来たことを記念する日だそうです。別名ペンテコステ。

革命記念日(Fête Nationale)

休みの日:7月14日

別名「パリ祭」とも呼ばれるバスティーユ奪還を祝う、最も有名なフランスの祝日。毎年、シャンゼリゼ大通りで大統領出席のもと軍のパレードが行われます。パトルイユ・ド・フランスのフランスの国旗色の飛行機雲パフォーマンスが有名です。

また、夜にはエッフェル塔のプロジェクションマッピングと豪華な花火を楽しむことができ、多くの人がイベントを見に集まります。

聖母被昇天祭(Assomption)

休みの日:8月15日

キリスト教関連の祝日で、聖母マリアが天国へ召されたことを祝うための日です。パリでは14日にサン=ルイ島、シテ島周辺のセーヌ川上で聖母行列のイベントが開催されているそうです。

諸聖人の日(Toussaint)

休みの日:11月1日

こちらもキリスト教関連の祝日の一つ。その名の通り、全ての聖人・殉教者を記念する日で、次の11月2日は全ての死者に祈りを捧げる死者の日とされています。

1918年休戦記念日(Armistice 1918)

休みの日:11月11日

第一次世界大戦の終戦を記念する日。今では、戦没者を慰霊する日になっており、慰霊式典が行われています。

クリスマス(Noël)

休みの日:12月25日

フランスで一番重要な祝日といっても過言ではない、キリスト教が関わる祝日のノエル。今ではキリスト教の色は日本同様薄れ、サンタクローズ(Père Noël)がプレゼントを持ってやってくる日になっており、フォアグラや牡蠣を食べて盛大にお祝いします!

About The Author

Framour代表・編集長SHIZUKU
Framour管理人。2014年~2015年に交換留学生としてパリのグランゼコルでビジネスを1年勉強。2016年にはニューカレドニア現地の高校で日本語の授業のアシスタントとして7ヵ月就労。現在は都内でOL生活。得意分野はwebマーケ・SEO分析・webデザイン・編集/ライティング。
Follow :

Leave A Reply

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください