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ガレット・デ・ロワは食べた?フランスの伝統のお菓子に注目!

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約3分

 

新年あけましておめでとうございます!

今年1本目の記事は(遅い)、この時期のフランスの風物詩であるガレット・デ・ロワ(Galette des rois)をご紹介していきたいと思います!

 

ガレット・デ・ロワとは?

フランスで、新年に食べられるパティスリーの一つ。ガレット・デ・ロワは、キリスト教関連の祝日である1月6日・エピファニー(公現祭)の日に食べられます。中にはアーモンドクリームがたっぷり詰まっています。

ガレット・デ・ロワの楽しみ方

ガレット・デ・ロワの中には陶器でできたフェーヴ(fève)が必ず一つ入っています。切り分けられたものにフェーヴが入っていると、王様(女王)としてお祝いされます。よく王冠が一緒に付いています。

配布にもルールがあって、その場で一番若い人がどのガレットを誰に渡すかを決めます。

フェーヴ

もともとはそら豆(フェーヴ)がガレット・デ・ロワには入っていたのですが、1970年代に陶器でできたものが使われるようになったそう。

形はパン屋さんごとにそれぞれなのですが、どれもコレクションしたくなる可愛さ……!写真は実際にフランスのご家庭で溜まっていたコレクションを撮らせていただきました。どれも可愛いです。こんな風に、毎年色々なデザインを楽しめるところもガレット・デ・ロワならではの面白いところ!

ただ、日本で購入する場合はガレットの中にフェーヴを入れて焼くことは衛生上不可能なので、代わりにナッツが入っており、フェーヴは外付けされていることがほとんどです。

 

ブリオッシュ・デ・ロワ(Brioche des rois)

実は、ガレット・デ・ロワには他にもブリオッシュバージョンが存在します。南の方ではブリオッシュ・デ・ロワを好んで食べるそうです。また、ボルドー地方のガレット・デ・ロワはコニャックで香りをつけてあり、トルティヨンと呼ばれています。

フェーヴが入っていることは共通していますが、こうして地方によって様々な違いが出ているのが面白いですね!

 

日本で購入できる場所

日本では時季限定(12月末〜1月頭)で販売しているパン屋さんが多いです。特に都内では、デパートに入っているようなフランスの本格的なブーランジェリーで購入が可能です。お値段は2000円からが多かったです。

2019年のジョエル・ロブションガレット・デ・ロワ(小)2160円。NEWoManで購入しました。フェーヴの代わりにアーモンドが入っていて、フェーヴは外付けされていました。とても美味しかったです!!

パン屋さんでもちらほらと見かけましたが、サイズは小さめでした。お値段は1000円以下とお手頃だったので、一人で食べてみたい!という方はパン屋さんでの購入がおすすめです。

 

ガレット・デ・ロワを楽しもう!

皆さんも、新年はガレット・デ・ロワを楽しんでみては?

「時期が違うよ!」という方は、オーブンがあれば手作りすることもできますよ!!ぜひ挑戦してみてくださいね!

About The Author

Framour代表・編集長SHIZUKU
Framour管理人。2014年~2015年に交換留学生としてパリのグランゼコルでビジネスを1年勉強。2016年にはニューカレドニア現地の高校で日本語の授業のアシスタントとして7ヵ月就労。現在は都内でOL生活。得意分野はwebマーケ・SEO分析・webデザイン・編集/ライティング。
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