フランスの有名な映画監督と言えば、リュック・ベッソン監督は外せないですよね!? そう、あの殺し屋であるジャン・レノと幼き日のナタリー・ポートマン演じる少女マチルダの純愛を描いた名映画「レオン」の監督です。
今回は、そのリュック・ベッソン監督の映画の中でも個人的にかなり好きな「ニキータ(Nikita)」をご紹介したいと思います!
Nikita
「ニキータ」
1990年 / 117分
監督:リュック・ベッソン
出演:アンヌ・パリロー, ジャン=ユーグ・アングラード, チェッキー・カリョ, ジャン・レノ 他
あらすじ
麻薬中毒の青年たちが、パリのとある薬局に忍びこむが、警察隊の到着により銃撃戦に。青年たちはすべて死んだように見えたが、一人生き残っていた少女が、残っていた警察官を射殺。その少女は「ニキータ」と名乗り、終身刑を受けることに決まる。
しかし、目が覚めると見覚えのない部屋におり、ボブという秘密警察間の男が現れ、死ぬか今までの「ニキータ」としての自分を捨てて暗殺者として生きるかを迫られる。ニキータは生きるために訓練を受けることを決め、反抗しつつも暗殺者として頭角を表していく。
自分を捨てて生きること
リュック・ベッソンは「レオン」をはじめとし、「グランブルー」の監督や「TAXi」シリーズの脚本を手がけている、フランスを代表とする映画監督です。
レオンの少し前に撮られたこの作品では、ニキータの切ない人生が描かれています。
今まで生きてきた自分を捨てて新しい自分になり、改めて世の中に出るニキータ。そこで愛する人と出会っても、いつ暗殺の任務に呼び出されるかわからず、自分の仕事を最愛の人に秘密にして生きなければいけない苦しみ。
ああ、切ないなあ……。と、心が痛くなるような映画ですが、アンヌ・パリローの演技が素晴らしく、アクションシーンも見応えがあります。ぜひ、レオンが好きな方に見ていただきたい、素敵な作品でした。
リュック・ベッソン監督の「ニキータ」、Amazonプライム会員の方はプライムビデオで無料で視聴できるので、ぜひ見てみてくださいね!