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【フランス映画】 Léon / レオン 

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約3分

 

レオンとマチルダ。

この二人の名前を聞くと、いつも思い浮かぶ映画が、「レオン」です。

「グラン・ブルー」や「ニキータ」でおなじみのリュック・ベッソン監督のハリウッドデビュー作であり、フランス・アメリカ合同作品でもあるレオンは、フランス語の映画ではありません。

が、フランス人監督が撮った映画の中でも、かなり有名な作品であり、個人的にも世界観もお話もとても好きなので紹介します!

 

Léon

Léon
「レオン」
1994年 / 110分
監督:リュック・ベッソン
出演:ジャン・レノ, ナタリー・ポートマン 他

あらすじ

 

ニューヨークに住む、イタリア系移民の超一流の殺し屋・レオンは、イタリア系マフィアのボスであるトニーの依頼を完璧にこなしながら毎日を過ごしていた。マチルダは、レオンの家の隣に住む少女で、麻薬の運び屋である父や姉から虐待を受けており、信頼できるのは弟だけだった。

ある日、マチルダの父が麻薬をくすねていたのがバレてしまい、認めずに嘘を付いたことにより、組織のボスと手下に親兄弟もろとも射殺されてしまう。レオンのお使いをしていたマチルダは難を逃れたが、家の異変に気づき、隣の家にいたレオンに助けを求め、レオンはマチルダを匿うことになる。

死んでしまった弟に復讐をするため、レオンに弟子入りをしたマチルダ。殺しを教える代わりに、レオンの身の回りの世話を行ったり、読み書きができないレオンに教えてあげたりしているうちに、二人は二人でいることに心地よさを覚えてくるーー。

 

寡黙な殺し屋と少女の純愛

レオンを演じたのは、今や日本では「ドラえもん」と認知されているかもしれない(笑)ジャン・レノ。マチルダを演じたのが「STARWARS」パドメ役、「ブラックスワン」でもおなじみ、今や大女優になったナタリー・ポートマン。

ナタリー・ポートマンはこれが初めての映画出演で、この作品をきっかけにブレイクしました。幼いナタリー・ポートマン、とっても可愛いですよね。

劇場で公開されたレオンは、実は不完全版。完全版では、もっと具体的にマチルダが殺しの訓練をしているシーンや、二人が愛を語りあうシーンが取り入れられていたそうですが、「小児性愛を連想させる」「不健全だ」という声を受け、カットしたそうです。二人の関係性の見え方も大きく変わってしまいました。リュック・ベッソン監督が世の中へ出したかったのは、完全版の方だったそうです。

ただ、不完全版の二人の関係性というのはとても可愛らしくて、途中でマチルダが色々な仮装をして人物当てゲームをレオンと二人でするのですが、それがとっても可愛いんです。その様子をオマージュしているミュージックビデオが、Twiceの「What is love」です。

家族も友人もおらず、孤独だった二人が心を通わせていく様子を、ぜひ、見てみてください。

 

 

About The Author

Framour代表・編集長SHIZUKU
Framour管理人。2014年~2015年に交換留学生としてパリのグランゼコルでビジネスを1年勉強。2016年にはニューカレドニア現地の高校で日本語の授業のアシスタントとして7ヵ月就労。現在は都内でOL生活。得意分野はwebマーケ・SEO分析・webデザイン・編集/ライティング。
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